文章から発想した絵画シリーズ
No.001『私という人格の囚人』
(元の文章)
ものすごく怒りっぽい人とか、やたら大声で話す人とか、忙しいときに話し続けてくる人とか。そういう人たちに欠けているのはもうひとつの人格です。自分とわいう人格から離れて別の人格になってみること。大抵の人は自分以外の人格になることができます。だから人の気持ちが分かる。相手が迷惑がっているのが分かる。自分のことも分かる。いつもイライラしていて迷惑な人だということが分かる。でもたまにこれができない人がいます。それは、ひとつの人格に囚われて抜け出せなくなった人。私という檻にとらわれた囚人。
キャンバス、アクリル絵の具、組み木額
1270mm×1530mm
『私という人格の囚人』
¥5,000,000価格